オーケストラのチューニング

オーケストラのコンサートでは演奏前に必ずチューニングをするのですが、具体的に何をしているのか、なぜ必要なのかをご説明致します(^^)

 

音合わせ

簡単に言ってしまうと、楽器の音合わせをしています。

ピアノは調律師さんが音を合わせてくれますが、それ以外の楽器が基本的に自分で合わせる必要があります。

 

チューナーではダメ?

ピアノ以外の楽器を弾く方のほとんどが持っているチューナー。

最近は無料アプリもありますね(^^)

 

事前に音は合わせていても舞台に上がるとスポットライトの暑さで音が狂ってしまうんです(^^;)

なので演奏前にもチューニングが必要なんですね。

オーボエのA(ラ)の音で合わせる

音程が安定しやすいオーボエ(またはクラリネット)でA(ラの音)を最初に出し、それを頼りに全ての楽器が音を合わせていきます。

 

ここで正確に合わせておかないと、特にソロパートがある管楽器は大変なことになってしまいます。

もう、事故レベルです(笑)

弦楽器は多少音がズレていても指で調整すれば良いですし、演奏者も多いので最悪弾いているフリして乗り切れるのですが…(^^;)